けっこう前の話なんだけど、youtubeで【全盲女性のモーニングルーティン】って動画を見たの。
(NHKの動画、ここには貼れないみたい)
女性の名前は由香理さん。
由香理さんは、鉢植えでかわいいお花を育てていた。
花びらや葉っぱの生育状態をチェックするために、指先で優しくタッチ。
植物に触れることで、季節の移り変わりを感じているんだって。
鉢植えのお花たち、めちゃめちゃ綺麗だったの。
妖精が飛んでいそうな、神聖な美しさを放っていた。
もし私が全盲だったら、こんなふうにお花を育てるだろうか、、、。
花というものを見たことがないのに、
色も形も目で見て楽しめないのに、
それでも愛を込めて育てられるだろうか。
私、由香理さんの真似をして、目を閉じて観葉植物に触れてみたの。
指先の感覚に集中して、葉っぱや枝を撫でてみた。
葉がひんやりしている感触
枝の表面がカサカサ乾いている感触
幹が上に向かって伸びている力強さ
根が水を吸い上げている脈動感
植物の命が伝わってきて、胸がグワ〜って熱くなった。
目を閉じているのに、止められないくらいの勢いで、ボロボロ、ボロボロ、大粒の涙がこぼれた。
そのとき、気付いたの。
私は、、、
目が見えるのに、何も見えていなかった。
衝撃的だったよ。
40年以上生きてきたのに、大事なことは何も見えていなかったんだもの。
【私は、ずっと盲目だった】
この事実を、天から突きつけられたような気がしてね、、、。
真実を見る目
心の目
そっちを開いていかないと、盲目のまま人生が終わってしまう。
あらゆることを魂レベルで見るようになったのは、これがきっかけかも。
視覚障害者と呼ばれる方々は、障害者ではないということも、はっきりわかった。
肉眼では見えない”大切な何か“を見ている方々だから、障害者ではなく、聖者だわ。
真実を見る目
心の目
ここが澄んてくると、肉眼も美しくなる。
綺麗な瞳って、いいですよね〜。
誰かと見つめ合いたい気分w