お赤飯が好きなので、たまに作ります。
以前は基本の作り方を忠実に守り、あずきをグツグツ煮るところからやっていました。
スーパーに行けば、お赤飯用の「あずき水煮」が売っていますね。
この商品、気になってはいたのですが、、、
「手作りが一番美味しいに決まっている」
「市販品で楽をするなんて、専業主婦として失格だ」
などと、変な意地を張って買わずにいました。
主婦として、母として、妻として、何でもきちんとこなす。
そういう自分が好きでした。
そして、「真面目は良きことだ」と思って生きてきました。
しかし、、、
主婦業に疲れを感じるようになり、ちょっと楽をしたくなりました。
前から気になっていた、コープの「お赤飯用あずき水煮」をゲット。
さっそく作ってみました。
もち米3合、あずき水煮、お水を入れてスイッチオン。
めっちゃ美味しいお赤飯ができました。
おにぎりにして、冷凍保存しておきます。
あずきがふっくらしていて、手作りと変わらない美味しさ。いや、手作りより美味しいww
今までの苦労は何だったのか。。。
苦労って、、、何ですかね。。。
私は気付きを得ました。
人生、楽をしてもいいんですね。
変に意地を張らないで、疲れたら楽な方を選ぶ。
「ちょっと休みたい」という心の声を無視しないで、ちゃんと休む。
そうやってやり過ごしていれば、、、
予想以上に美味しい人生になるんですね。
ちゃんとしている。
真面目にしている。
模範的に生きる。
それらは、もしかしたら美味しくないのかもしれません。
ちょっと苦みを感じます。
苦労は苦くて不味いんです。
「真面目は良きこと」という観念は、どうやって私に染み付いたのでしょうか。
家庭環境、学校教育、社会の風潮、いろんな場面で真面目を強いられてきました。
刷り込みによって私の中に定着した観念。
観念は、人生を重たくするお荷物なんですね。
観念を取っ払っていこうと思います。
真面目でも不真面目でも、どっちでもいい。
真面目・不真面目というレッテルや、観念そのものを持たない。
お赤飯から人生を見つめてみました。
どんどん楽になっていきます。