私のハイヤーセルフは、スパルタ系でかなり厳しい。
「こっちに進め!」と、強制的に私を動かすときもある。
ハイヤーの力の凄さを思い知った出来事を、ひとつ紹介します。
20代前半のとき。
介護福祉士として老人ホームで働いていた。
仕事はとても楽しいし、職場の環境や人間関係もパーフェクト。
上司から仕事ぶりを認められ、主任に昇格することも決まっていた。
収入もアップして、何もかもが順調だったのに、いきなり流れが変わった。
原因不明の体調不良と、ビリビリ痺れる腰痛。
症状が悪化し、仕事が苦痛になってしまった。
そんなとき、ふと「看護師免許取ろうかな」と思いついた。
けど、学力が足りないから看護学校に入れるはずがない。
貯金が少ないから、学費も払えない。
看護学校を目指すなんて無謀すぎる。
無理に決まってる。
今の職場は安定しているから、しばらく休職して、腰痛を治してから復帰しよう。
頭では、このまま介護の仕事を続けるつもりでいた。
それなのに、私の足は本屋に向かっていた。
気付いたら、看護学校受験の問題集を手に取り、レジに並んでいた。
私はびっくりして、「えっ?ちょっと待って」「わたし何やってんの?」と、一人で動揺していた。
嘘でしょ?
問題集なんか買っちゃった…。
これ、どうすんの?
数日後、上司に退職願を提出した。
安定した職場を去り、いきなり受験生になってしまった。
自分でも信じられなかった。
来月からお給料入ってこないし、お金どうしよう。。。
看護学校は実習が多くて、ハードスケジュール。
だから、入学後はバイトする暇がない。
入学までの8ヶ月間で、3年間分の学費と生活費を稼ぐことにした。
”秘密のバイト“で、短期間で数百万稼ぐことができた。
お金の準備は万端。
バイトしながら受験勉強を必死にやって、高校生の時より頭が良くなった。
激動の8ヶ月間を通過し、無事に看護学生になることができた。
急激な体調不良→本屋に向かう→いきなりの退職→秘密のバイト→看護学校入学
この流れは、ハイヤーセルフの強制力がはたらいていたとしか思えない。
私は保守的な人間で「安定」を優先させるから、こんな無謀なことはしない。
通常ならありえない。
ハイヤーセルフは、なぜ私を看護学校に進ませたのか。
理由は、私と夫を出会わせるため。
看護学生時代に、クラスメイトに誘われて合コンに行った。
そこで夫と出会った。
もし、私が介護の仕事を続けていたら、夫と出会うことはなかった。
魂が決めた結婚相手と出会えるように、ハイヤーは強制力を発揮し、私を導いてくれた。
(「魂が決めた結婚相手」の意味は、こちらの記事にあります↓)
kirarin-star.hatenadiary.jp
退職したときは不安だらけで大変だったけど、実はすごくいいことが起きていた。
ハプニングや不幸のような出来事は、幸せに向かうための転換期だと思ってやりすごす。
ハイヤーを信頼して進めば大丈夫。
いい経験したな〜。
秘密のバイトも、楽しかったw